寒さに向けて

大学の文化祭とは、大多数の大学生にとって、やはり重要なイベントではないだろうか。私も例外ではない。軽音サークルに所属する私の文化祭の様子を顧みると同時に、備忘録として残しておこうと思う。

例年そうなのだが、私の所属している軽音サークルでは、1人あたりのコピーバンドの出演数に制限がない。出ようと思えば10でも20バンドでも組むことができる。しかし、これは当たり前のようにきつい。曲のコピーをして当日に披露すればいいというわけではないのだから。バンドというものは基本複数人でやるものであって、各々が練習してきたパートを1つの楽曲とするのである。実際にバンドで合わせるのと音源に合わせて弾くのとでは、かなり違いが生まれる。そもそも同じ曲を個々人が聞いても、その人によっ演奏のニュアンスが違うのが前提だ。だから、バンドで練習する理由の一つに、曲における共通認識を共同で作っていくことがあげられるのである。

前年度までの反省を生かし、今年は5バンドのみで文化祭に臨むことにした。きついきつい言っているくせに、誘ってもらうのはやっぱり嬉しかった。演奏について思い起こしてみると、どのバンドもかなりの練度に仕上げることができた、と、思う。明らかにバンド数が少ないからだろう。

バンドの話はあんまり話すことがないのでこのくらいにするとして、精神的に苦しかったことを書いて終わろうと思う。書き残すなら楽しいことを書けよと言われそうだが、どうも苦しいことのほうが手が止まらずに文章が進むようなので、ぜひご容赦ください。

文化祭を通して苦しくなったこと一覧

  • 出番がなさすぎるとそれはそれで暇。うろうろするしかない。
  • 飲み会終わりの翌日早起き、普通にできなくなった
  • むくみ、寝不足、青髭で顔の治安が悪くなる。
  • キャンパスにあふれるカップルを見るとなんか変な気持ちになる。
  • 同期や後輩の活躍を見ると複雑な気持ちになる。

同期や後輩の活躍を見ると、何とも言えない感情になる。心が浮遊したまま、でもそれ以上上昇しないように鎖で縛りつけられているような、心臓を突き刺す感覚だった。それが何なのか理解しているが、その土俵から私は戦わずに降りた。思ってもいない言い訳を添えて。この生き方、うその考え方が私のサークルとしての表の感情であるから、そのギャップに悩んで、うまくしゃべることもできない。

また1年経ったら、文化祭が開かれる。そこまで私のバンドのモチベーションが続いているのかはわからないが、たぶん何も学ばずに同じことをしている。

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